ネパール語、この文字を覚えることが出来ないので
もともと知っているナマステ以外には、ありがとうの
『ダンニャバード』を新たに記憶するのが精一杯のワタクシ・・・
ネパール料理と言うので、当然のようにカレーと
モモ(チーズ入り餃子)というメニューを期待していたワタクシ・・・
完全に裏切られましたわ(^^;)
チーズ入りのモモと勝手に決めつけたのは、昔むかし、そのまた昔に
カトマンズに行った際に食べて、とても美味しかったからです
何しろ続けて何日か夕食に食べたものですから・・・
要するに餃子だけど、チーズが入っていると、より美味しいと思ったのよね~
今回の料理教室で気付いたけれど、ネパール料理というのは
インド、チベット、中華が混じったものなのね・・・
モモはチベット料理だというし
参加者の一人が調理中、講師に
『ネパール語で麺は何と言いますか?』と質問したら
『チャゥミン』という答えが・・・
それって中国語の炒麺(焼きそば)と同じだよね?!と思ったワタクシ~
炒麺の中国語発音が、そのままネパール料理の名前として
使われているなら、中華料理の影響が大なのも納得!
質問は、料理名ではなく『麺』そのものをネパール語で
何と言うのか?だったと思うけれど・・・
もしかしたら、外来語だから麺も炒麺も同じかもしれないし?
そんなこんなで、今日も日本語がそんなに上手ではない講師なので
深く追求せずに先に進みました
今日のメニューはネパール風焼きそばとガーリック・シュリンプ
焼きそばはともかくとして、「シュリンプ」とは?!
何か違うような?と思いつつ・・・
材料は、このように・・・麺は日本の焼きそば用中華麺です
ニンニクは微塵切り、想像を絶する量でしたわ(^^;)
野菜は全て細切り
調味料は塩、ソース、醤油、ケチャップを少しずつ
『薄味なのは良いけれど、何だかボンヤリした味ね~』
『旨味も足りないし、どうします?』
という声が・・・
『でも、この調味料の組み合わせだと、なるべくしてなったという味よねぇ』
ソースも実は、焼きそば麺に付いてくる粉末の代物・・・
『何か足すと言ってもねぇ、旨味のために醤油にしますか?』
ソースも実は、焼きそば麺に付いてくる粉末の代物・・・
せめて液体のソースならねぇ
賛成!ということで
醤油をホンの少し追加してみたけれど、たいして変化無し・・・
レシピに「テイスティング・パウダー」というのが有り
私は、また勝手に美味しい香辛料を混ぜたものだと思っていたけど
講師が器に入れて調理台に置いたのを目にして
キャー!味の素じゃない!ウッヘー!と、心の中で呟き・・・
参加者の何人かが、味見させて下さい!と言い出して
掌に乗せて舐め始め、私にも配ろうとしたので
『結構でーす!それ、どう見ても味の素ですよ~』と断ったら
『あーら、本当だわ、味の素よ、コレ!』と
皆さん、口々に・・・
結果、私たちのグループはテイスティング・パウダーは入れずに調理
代わりに、塩昆布とかが必要だったのね~(苦笑)
ガーリック・シュリンプはタマネギのざく切りと炒めるだけ
左側はおろしニンニク、右側はバター
講師の塩の量が多過ぎるので3分の1に減らして入れたけれど
それでも、かなり塩辛かったわ
何だかぼやけたお味の焼きそばと
塩味・ガーリック風味がきつめの海老炒め
薄味と濃い味なので、交互に食べて丁度良かったかも
どちらも、ベタベタの仕上がりで
もっとカリッ!パリッ!と仕上げたいけど
この作り方だと、こうしかならないわね~と、お隣の方が・・・
私もそう思いました!
食後に講師が本格的なチャイを作って下さり
これはとても美味しく頂きました(^.^)
他の方々も参加前にカレーを作ると思っていて
『カレーを美味しく作る方法が判ると思って来たのよ~』と諦めきれない様子・・・
『ネパールでは、普段何を食べているんですか?カレーは?』という質問が出て
講師が『普段、家ではお米のご飯です、それと、こういうのを色々、
カレーはあまり食べません』と答えたので
『あー、ご飯と、おかずがいろいろってことね』と納得されていましたが
ネパールの何処の地方出身なのか?と質問しなかった私がアホでした!
高地と低地では主食も違うでしょうし・・・
ちなみにカレーを美味しくするのは
想像を絶する分量の『炒めたタマネギ』を入れることです
香辛料を使ったインド風でも、日本のカレー・ルーを使うのでも
一人当たり一個分の玉ねぎを細切りでも、微塵切りでもよいから
焦がさずに淡いきつね色になるまで、よーく炒めるのがコツです
昔むかしのそのまた昔むかしに、インド料理教室で学びました・・・
それだけ炒めると、玉ねぎの量が驚くほど少なくなりますが
炒めたタマネギこそがカレーの旨味の素です!(力説)
いやー、残念なネパール料理でした。
返信削除くまさん
返信削除本当に残念だったわ~
カレー系の香辛料を使う料理以外では、ネパール特有の調味料というのが無いから、こういう中途半端な味付けになるんだなぁと勉強になりました!
そして35年くらい昔に、インドネシアに行った際、味の素のデッカイ看板が目についてウンザリしたのを思い出したわ~テイスティング・パウダーなんて呼んで、世界中の食生活を脅かしているのね~(;_;)