本日のごはん留学は韓国
講師は駅近くの韓国家庭料理のお店のオーナー・シェフ
と言うか、日本流に言えば女将さん
私は悪友その1とランチを食べに行ったことが有るので
顔に見覚えが~と思ったのでした(^.^)
リーフレットで見た講師の名前からは韓国の男性だと想像していたのですが
女性だったので?と思ったら、自己紹介でやはり男性の名前だと判明
朝鮮戦争の時代に戸籍が焼けてしまい、2歳上のお兄さんも亡くなり、講師の女性が生まれた際に、亡くなったお兄さんの生年月日と名前を、家族がそのまま出生届けに申請してしまったので、男性の名前のまま、年齢も2歳多いままに暮らしていたけれど、徴兵制度のために招集命令が来たので本人も家族も驚いて、その時に性別は女性として訂正出来たが、生年月日はそのままになり、歳を聞かれると、2歳上で返事したり、実際の歳で答えたり、状況次第とか・・・昔の戸籍なんて、そんなものかもしれないわね~
後は講師の来日の時期や、何故、料理で身を立てるようになったのか、などなど自己紹介として個人史を少し語って下さいましたよ
本日の内容は
最初に簡単な韓国語のコトバを講師の発声に続けて真似してみる
この単語表は公民館の担当者が作成したので間違いも有るのよね(^^;)
니다(ニダ)の「ニ」が抜けていたりね
今は外国語の翻訳などもNETで簡単に出来るから、そのまま使ったのでしょうが
講師が 「고마워요(コマウォヨ)はダメです、同等だから、
고맙습니다(コマッスムニダ)」と・・・
そうなのよね~韓国語って初心者向けだから簡単に、などと考えても
年齢差による使い分けが厳しいから難しいのよね~
取りあえず丁寧な言葉を覚えて使えば良いなどと勝手に考えても
年下の人に丁寧な言葉を使うのも、とても変だと注意されるしねぇ
でも、これは料理教室が主なので、大方の出席者はそれほど気に掛けていない様子
それでも私の左隣の女性は熱心に書き込みをしていました
肝心の調理ですが・・・出席者は15人程で3台の調理台に分かれました
レシピが大雑把なので、講師に適宜説明して貰います、ということでしたが・・・
何しろベテラン主婦が多いので、遊んでいる時間が勿体無くて
どんな切り方にするかを聞く前に、野菜はどんどん刻んでしまうし
下手すると炒めたり、煮たりも勝手に始めてしまいそうな勢い(^^;)
そういう方々に 「まだ皆さん、講師の説明を聞いていますよ」
「みんな一緒に作業したいと思うから、待っていましょう」
などと声を掛けて止めるのに一苦労したワタクシ(笑)
チジミの粉は、小麦粉に片栗粉を混ぜるけれど
普段、レストランではジャガイモをすりおろして入れているので
片栗粉はその代わりとか・・・私は片栗粉は入れたことが無いので、必要かなぁ?と・・・
チャプチェの味付けは市販の焼き肉のたれに醤油を少し足しました
講師が用意したタレが白い器に入っていたのですが
みなさんが「これ、どんなタレかしら?レシピ無いのかしら」と口々に・・・
私が「これ、焼き肉のタレじゃないですか?見た感じが」と言ったら
ちょっと味見してみて良い?と舐めてみた方たちが
「アラッ!本当だわ!焼き肉のタレよ!」
「フーン、でも、これならウチに有るから簡単ねぇ」と・・・
我が家は市販の焼き肉のタレというのは使わないので、何だかなぁですが(^^;)
ナムルはサッと湯がいた野菜を胡麻油と塩で和えて炒り胡麻を混ぜるだけ~
私がちょっと興味が有ったのはモヤシのヒゲ(根)をどうするか?と
いうことでした・・・全体を眺めていたら、出席者の一人の中国大陸出身の女性が
何も言わずにヒゲを取り始めていたのです、沖縄の人なら絶対に取るしね~
でも、そのままでOK!との講師の声が~そうなのね!(^^)
さて、盛り付けですが・・・他のグループは全部大皿に盛りつけていましたが
一人分ずつにしておいた方が食べやすそうなので、銘々皿を各種用意
フライパンにたっぷりの胡麻油を注ぎ入れて焼いたチジミ
量が多くて、4枚分、それもかなり厚めのや薄いのやらで、食感が随分違いそう
左隣のNさんと相談して、1枚を5等分して銘々皿に4種類を1切れずつ取り分けました
チャプチェに使った春雨、韓国の本格的なとても長い春雨なので取り分けるのに一苦労
韓国式で鋏を使っても良いのでは?と、取り分けているNさんに声を掛けましたが
「大丈夫!頑張るから!これが大皿だったらハサミが無いと食べること出来ないわね」と・・・鋏を使うのを避けるのは日本式だね~
ナムルのお皿は中華風の模様入りだけど
チャプチェとチジミは白い洋皿なので、なんだか寂しいわね~
と思いつつ、ほうじ茶と共に、味見スタート!
元気なSさんがチジミの生地を練り過ぎたようで、ちょっと固めの仕上がりに・・・
お味はとても宜しいようです・・・結局、決め手はたっぷりの胡麻油よね~
チャプチェの春雨は本当に長くて食べにくいわ~(^^;)
肉が嫌いな人も居るので、さつま揚げを使ったということでしたが
やはり、ワタクシは肉がいいなぁ
作っている時から、とんでもなく量が多いと判っていたのですが
銘々皿に取り分けて、この分量ですから・・・3分の2はお持ち帰りすることになりました
本当は持ち帰り禁止ですが、今回は特別です!と
ラップまで出てきましたが、器を持参した方もいました、流石ですね~
食後に各グループから代表で一人が感想を述べ
更に韓国語、韓国料理、韓国についての質問が有れば
講師の方に答えて貰います、ということで
お腹が空いた、は何と言いますか?という質問も出ました
私の最も得な韓国語ですよ、「ペゴパー(배고파)!」
まぁ私のは同等の人を相手の場合なので
배고파요(ペゴパヨ)배고픕니다(ペゴプムニダ )も
覚えたほうが良いかしらね~
今回の私の感想
正直に言えば、講師の日本語が日本語の体を為していないので
簡単な言葉の説明や、料理の説明とはいえ
みなさん、殆ど聞き取れず、理解出来ていなかったと思う
私自身が倫敦で20年も暮らして
それほど英会話が上手なわけではないから
外国語を操る苦労が判るので
日本語が下手な人と会話することは平気なんですが
こういう場合の講師となると、やはり最低限の会話力は必要ですよね
私自身が倫敦で20年も暮らして
それほど英会話が上手なわけではないから
外国語を操る苦労が判るので
日本語が下手な人と会話することは平気なんですが
こういう場合の講師となると、やはり最低限の会話力は必要ですよね
ご本人が「日本に来て23年も経つのに日本語が下手で・・・」と
話していた以上に、日本語に慣れていないので
こういう講座の講師には向いていないと思いました
調理の進め方も大雑把
これは講座の担当者との打ち合わせが甘いからなんでしょうが
あの日本語力では打ち合わせも難しいでしょうし・・・
メニューに関しても一言
私は勝手に、ナムルとチジミ、それに温かいスープのスンドゥブチゲとかな?と
想像していたのですが、チャプチェだったので、ちょっとガッカリ(^^;)
2月という時期なので、豆腐チゲとか、カンジャン(じゃがいも)チゲとか
スープ系が良かったのでは?と思いました
チャプチェは、みなさんが「この春雨は難しいわね~」と話していたので
「日本の普通の春雨で大丈夫ですよ」と声を掛けてみましたが・・・
まぁ私自身がチャプチェという1品に魅力を感じていないからなのでしょう
我儘言ってスミマセン(苦笑)
これで2回目が終了しましたが
毎回、いろんな方々と一緒になっておしゃべりを聞くことが
出来るので面白いし、楽しいです
「私は話すのは上手なんだけどね、人の話を聞くのが下手なの、出来ないの!」と
言っていた、元気な高齢女子が居たのですが
グループ代表で感想を述べた際に
本当に話すのが上手なのでビックリしました!
そして、実習中に全く人の話を聞いていないのも良く判り、納得しました(^^)
自分のことを良く知っているなんて、流石は人生の先輩だわ~
次回はネパール料理!
さてネパール飯でモモはでるかな?
返信削除ハハハ くまさん
返信削除私もカレーとモモじゃないか?って期待しているんだけどね~